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契約書の重要性|レビューや作成を弁護士に依頼すべき理由について

公開日:2018/09/11 / 最終更新日:2024/01/27

企業に限らず、取引を行う際にはさまざまな「契約」を締結します。
その場合、必ず「契約書」を作成しないと、後々トラブルの原因になります。
また、契約書はテンプレートなどではなく、取引の個別状況に応じたものを作成しておかないと、

効果的にトラブルを防止できないことが多いので、注意が必要です。

また、テンプレートだと、自分にとって致命的に不利な条項がそのまま残っていることもあります。

 

今回は、契約書の重要性、契約書レビューや作成を弁護士に依頼すべき理由について、解説します。

 

 

1.契約書の重要性

企業が取引を行うときには、必ず契約書を作成しておくべきです。
契約書がないと、例えば、代金支払時期や解除できる場合、解除の方法、損害賠償が発生する場合など、契約上重要なことが明らかにならないからです。

また契約書がないと、後になって取引相手から「契約なんてしていない」と言われ、支払った代金を持ち逃げされてしまったり、反対に代金を支払ってもらえなかったりするおそれもあります。

特に、企業が締結する契約には、売買契約、請負契約、業務委託契約、秘密保持契約などさまざまな契約がありますが、消費者との取引とは異なり、保護される範囲も限定されていますので、何らかの約束をするなら、必ず契約書を作成しましょう。

 

2.契約書のレビュー、作成を弁護士に依頼すべき理由

契約書を作成するとき、

「わざわざ弁護士に依頼しなくても、テンプレートを見て自社で作成できる」と考える企業が多いのですが、それでは適切な契約書を作成することはできません。
契約には、たいてい目的としている取引の個別的要因があるからです。

たとえば、

一定期間は必ず契約を継続してほしい場合

相手からの損害賠償を制限したい場合

解除できる場合を通常よりも難しくしてほしい場合

 

こうした個別的な希望を実現するためには、事案に応じた契約書作成が必要です。

そのためには、テンプレートではなく弁護士に契約書のレビューや作成を依頼すべきです。

弁護士に依頼すると、効果的に要望を実現できるからです。
たとえば、期間内の途中解約を防ぎたい場合には、予想される損害額分の違約金条項を定めておくことにより、相手からの解除を牽制すると同時に、万一解除されたときの損害を防ぐことができます。
損害賠償を制限したい場合には、ある一定の事情にもとづく解除、解約の場合、お互いに損害賠償請求をしないと定めることによって対応できます。

 

このような有効な対処は、弁護士に依頼しないと、自社ではできないことが多いです。

テンプレートを使って契約書を作ると、後で問題が起こったときに、何の役にも立たない可能性が出てきます。

また、弁護士に契約書のレビューや作成を依頼していると、実際トラブルが起こったときにも

契約の構造や取引の内容をすでに理解しているので、スムーズに対応を依頼して、問題を解決できます。

 

当事務所では、各種の契約書のレビュー・作成に対応しておりますので、お気軽にご相談下さい。

レビューの場合、当事務所に来所していただき、法律相談という形で致命的な箇所がないか、確認することも可能です。